糖尿病と歯周病は仲良し?

お口の健康が、全身の健康の源っていうのは、最近ちょいちょい聞かれる事があるかと思いますが、

なんの関係あるの?って方に、

さくっと説明します。

まず、そもそもブラッシングがきちんとできてないと、虫歯だけでなく、歯周病の原因になります。

では、なんで歯周病と糖尿病が関係あるの?ってとこですが、

歯周病になり重度になると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて、抜けてしまいます。

残念ながら、もう生え変わる事はありません。

抜けたままにしておくと噛む所が少なくなります。

抜けた場所が多くなると今度は柔らかい食べ物を選ぶ様になります。

入れ歯が合えば問題ないのですが、

違和感がある、入れ歯が痛いなどの理由で、

噛めない、もしくは噛む力が弱くなるので硬いものが食べられない、

食べられたとしても、入れ歯のあいだに物が挟まって食べにくい、などという理由で、ちゃんと噛んで食べる事が難しくなります。

実はこれはメタボにも関係するのです。

そして柔らかい食べ物ばかりを選んでいると栄養が偏り、糖尿病のリスクがさらに高まります。

逆にいうと、糖尿病の人は歯周病になりやすいとも言えます。

まとめ

血糖コントロールした上で、お口の中の菌を減らす事で糖尿病の改善にも繋がります。

歯とお口の健康を保つということは、健康寿命を延ばす事に繋がるんですね。

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審美歯科学会認定歯科衛生士。NLPマスター。柔道弐段。資格がとっちらかってますが、どれも一生懸命やってきました。 趣味はピアノ。特技はざっくりした手話。